モグワンを肝臓が心配な愛犬に与えても大丈夫?
犬はシニアになると気になるのが「肝臓病」ですよね。
早期発見のためにも定期的に病院の診察を受けることをお勧めします。
病の原因は様々ですが、食事が原因の割合が多いようですので、モグワンを与えることによる肝臓への影響が無いか?心配ですよね。
そこで今回はモグワンと肝臓について解説して行きましょう。
ドッグフードは薬ではないので病気を治すことは出来ないですが、良質な食事は健康の維持に貢献するハズですよね!
わたしも、もう8歳!そろそろシニアの準備かも!気になるなあ。
モグワンを肝臓が心配な愛犬に与えて大丈夫?
犬の肝臓病ってどんな病気なの?
犬の肝臓病は、肝細胞が破壊され、肝臓の健康な働きができなくなる病気です。
肝臓は、タンパク質代謝、糖分代謝、脂質代謝、栄養貯蔵、解毒、胆汁生成などの重要な機能を担っています。
肝臓病は主に2つのタイプに分けられます。
- 慢性肝臓病:加齢などとともに肝臓の機能が徐々に低下していく。
- 急性肝臓病:薬物や毒性のあるものを誤飲して肝臓の機能が急激に低下する。
慢性肝臓病の主な症状:
- 食欲不振、体重減少
- よく眠る(嗜眠)
- 散歩量の低下(元気消失)
- 毛並み、毛づやの悪化
- 黄疸
- 腹水
急性肝臓病の症状:
- 急にぐったりする(元気消失)
- 嘔吐
- 食欲不振
- 多飲
- 発熱
- 黄疸
肝炎の原因
肝炎の主な原因には以下のようなものがあります:
- 毒物の摂取(有毒キノコ、観葉植物、キシリトールなど)
- 薬物の投与(一部の人用鎮痛剤、抗けいれん薬など)
- 感染症(トキソプラズマ症、レプトスピラ症など)
- その他の病気(熱中症、急性膵炎など)
早期発見と適切な治療が重要であり、定期的な健康診断が推奨されます。
犬の肝臓の働きとは
犬の肝臓は、消化、代謝、解毒などのさまざまな重要な機能を担っています。
- 肝臓は体内での物質の代謝に関与しており、栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)をエネルギーに変換します。また、代謝によって産生される代謝産物も処理します。
- 肝臓は胆汁を生成します。胆汁は消化に重要な役割を果たし、脂質の消化・吸収を助けます。
- 毒物や有害物質を体外に排出するためのフィルターの役割も果たしています。解毒酵素を介して有害な物質を無害な形に変換し、尿や胆汁として排出します。
- 肝臓は一部の栄養素(ビタミン、ミネラル、糖質)を貯蔵し、必要なときに放出することで、体のエネルギーバランスを維持します。
- 肝臓は血液中のタンパク質の合成を担当し、体内で必要なタンパク質の産生をサポートします。
犬の肝臓が正常に機能していることは、健康な生活を送るために重要です。
肝臓の機能が障害されると、さまざまな健康問題が生じる可能性があります。
参考:Youtube動画
シニアになったら肝臓の影響を見過ごさないように
肝臓は特徴的な症状がないので、病気の発見が遅れやすくなります。
動物病院の検査で、肝臓病が分かるケースがとても多いのです。
愛犬がシニアになったら、体の変化が老化現象だと思って病気を見過ごしてしまいがちです。
- 食欲が落ちた
- 下痢・軟便が続く
- 疲れやすい
これらが現れたら肝臓病も疑って、病院を受診することをお勧めします。
モグワンは肝臓病の原因になるの?
モグワンは食品添加物と栄養の偏りを削減
肝臓病は肝臓に負担の掛かる食品添加物を多く摂ると掛かりやすいと言われています。また、同じ物ばかりに偏った食事も肝臓に負担がかかり、肝臓病に繋がるのです。
そのため、食品添加物のない食事と、偏りのない食事に気を付ける必要があります。
モグワン ドッグフードは「危険な食品添加物」を一切含まない安心素材のドッグフードです。
しかも、鶏肉、サーモン、野菜、果物などバランスよく摂れる偏りのない食事を実現しています。
モグワンは食品添加物の摂取、および栄養や食事の偏りを対策したドッグフードと言えます。
モグワンは健康的な成分バランスで肝臓に優しい
高タンパクや高脂質のドッグフードも肝臓に負担がかかり、病気の原因になるといわれています。
そこで、モグワンが高タンパク・高脂質なのか、ほかのドッグフードと比較してみましょう。
ドッグフード名 | タンパク質 | 脂質 |
---|---|---|
モグワン | 27%以上 | 10%以上 |
カナガンチキン | 29%以上 | 15%以上 |
カナガンサーモン | 30%以上 | 12%以上 |
ファインペッツ | 27.1% | 16% |
ファインペッツ極 | 36% | 20% |
ネルソンズ | 28%以上 | 12%以上 |
ミシュワン | 21.5%以上 | 9.5%以上 |
オリジン | 38%以上 | 18%以上 |
このこのごはん | 20.9%以上 | 8.0%以上 |
うまか | 21.4%以上 | 9.5%以上 |
ロイヤルカナン | 25%以上 | 14%以上 |
モグワンは比較した限り決して高タンパク・高脂質とは言えず、平均的なバランスを持ています。
ただし肝臓に負担のかかる高タンパク・高脂質は必ずしも保障成分値だけでなく、原材料の質にもよります。
モグワンは消化しやすい高品質なチキンやサーモンが主原料ですので、健康な肝臓には優しいドッグフードといえるでしょう。
モグワンの肥満対策で肝臓を守る
食事の取り過ぎによる肥満も肝臓病に繋がると言われています。
シニアになると散歩を含めて活動量が減少しますので、食事の量を調整する必要があります。
また若い頃から食事が多すぎるのも考え物です。
太り過ぎないように運動を心掛け、健康管理はしっかり飼い主さんが行ってください。
モグワン ドッグフードは数値で見ると平均値より脂質が低めです。
モグワンの脂質は12%と平均(15~18%)と比べて低めで健康的となっており、理想体型の維持をサポートします。
また、植物性のタンパク質は肥満の原因になりますが、モグワンは植物性タンパク質の多い穀物を使用していません。
完全なグレインフリーのドッグフードなのです。
そのためにモグワンは脂質面とタンパク質の質から肥満対策が期待できるドッグフードと言えます。
感染症も原因の一つ
その他でも体に毒素が入る感染症でも肝臓病の原因になる場合があります。
肝臓病の予防は早期発見
肝臓病は初期の症状がわかり難いので、定期的に動物病院で検査を受けることをお勧めします。
そして定期検査で肝臓の数値をチェックしましょう。ただし、肝臓の数値が高いからと言って必ず肝臓病とは限りません。そのため精密検査が必要になることもあります。
定期検査の適正回数は
定期検査は成犬で以下の回数を目安にすると良いでしょう。
- 1~7歳・・・年1回
- 8~10歳・・・年2回
- 11歳以上・・・年3~4回
健康診断では、血液検査のほかに検便、尿も確認して頂き、必要に応じてエコーやX線検査も行ってもらうと確実です。
詳しくは掛かり付けの動物病院に相談しましょう。
食事の見直し
肝臓病は栄養のバランスが大切です。栄養をバランス良く摂ると肝臓病以外にも他の病気の予防にもなります。
モグワン ドッグフードは栄養のバランスを重視した原材料となっているので、安心して与えられるドッグフードです。
注意点はおやつです。市販のおやつは粗悪なドッグフード以上に危険な添加物が含まれている場合が多いです。
なるべくなら安価な市販のおやつは与えないように注意してください。
モグワンは肝臓が悪い愛犬に与えられるの?
肝臓を悪くしてしまったら、継続的な治療が必要になります。またそれと共に専用の食事も必要です。
モグワンは良質のドッグフードですが治療食ではありませんので、肝臓病になってしまったら必ず動物病院の医者の指示に従った食事を行ってください。
モグワンを与えても問題ない場合もありますので、獣医師に確認しておくと安心です。
シニア犬は色々な体の不調が表れてきます。飼い主さんは早期発見・早期治療に勤めてください。
愛犬と末永く過ごせるように、体の変化を見逃さず、早めの受信を心がけてください。