ウェットフードを検討中の愛犬家の方から、質問を頂きました!
確かにどちらも安心安全なプレミアムフードなので、どちらが良いのか気になる方も多いのでは?
そこで今回はカナガンVSブッチ比較!ウェット決戦を行います。
カナガンVSブッチドッグフード!ウェットフード比較
- 愛犬がドライフードを食べない!
- 高齢でドライフードが食べにくい!
- 病弱で食べやすいごはんをあげたい!
そんな悩みの最終手段が、ウェットフードですよね。
でも様々なメーカーからウェットフードが販売されていて、どれを選んだら良いか分からない!
そんな中、人気のウェットフードの2ブランドを一気に比較してしまうのが今日のお題です。
カナガンウェットフードの特長
カナガンドッグフードのウェットタイプはチキン生肉をたっぷり使用した缶詰めタイプのドッグフードです。
ドライフードも販売しているカナガンが、ドライフードを食べないワンちゃんのために専用に開発したフードです。
缶詰だけで必要な栄養をバランスよく摂取できるので、主食として利用でき、子犬からシニアまでオールステージに対応。
缶を密封した状態で加熱調理するので、保存料が一切いらない安心の製法を用いています。
穀物を使用していない完全グレインフリーで危険な添加物は一切使用していません。
⇒ カナガンドッグフードチキンウェットタイプを公式サイトで確認
ブッチドッグフードの特長
水分含有量を生肉と同じ70%として、肉類の割合を最大92%も含む高たんぱく・低脂肪なウェットフードがブッチの特長です。
- 牛+ラム+チキン
- チキン
- チキン+魚
の3種類の中から選べます。
100℃未満の低温調理から直ぐに包装することで、栄養が損なわれず優れた食いつきを追求しています。
環境規制の厳しいニュージーランドで製造され、原材料は人間の食材と同じ品質のヒューマングレード。
大きなソーセージのようなフィルムタイプなので、必要な分だけをカットして使える扱いやすい独自の形状が特長です。
使い方の比較(給餌量や賞味期限など)
カナガンウェットフード
カナガンドッグフードチキンウェットタイプは1缶400グラムの缶詰タイプ。
未開封なら、購入から約1年半の賞味期限があります。
未開封なら、あまり神経質にならなくても長期保存が可能です。
開封後は3日程の賞味期限となりますので、少量をトッピングとしてご使用される場合は、小分けにラッピングして冷凍保存することをお勧めします。
⇒ カナガンウェットタイプの給餌について公式サイトで詳しく見る
ブッチドッグフード
保冷の宅配便で配達される「要冷蔵」のドッグフードです。
サイズは800グラムと2キロのフィルム包装。
ソーセージのように使う分をカットして使用しますので、余計なゴミなどが出ず、手間が掛りません。
開封後は10日以内で使いきるよう、未開封の場合は、約半年の賞味期限となるようです。(発送時期によって異なる)
1回ごとの使いやすさはブッチですね。カナガンのような使用後に空き缶が出ないのは嬉しいです。
ただしカナガンはスプーンですくうだけでOKですが、ブッチはまな板と包丁が必要。
また、ブッチは大きなソーセージ形状の本体を冷蔵庫に入れて置く必要があるのが若干ネック!場所を取ってしまいます。
カナガンなら未開封の状態であれば常温で保存できます。
カナガンVSブッチの原材料と成分の比較
カナガンウェットフード
<原材料>
チキン、水、サツマイモ、チコリー、バナナ、ブロッコリー、緑イ貝、サーモンオイル、リンゴ、ホウレンソウ、海藻、パセリ、ユッカ、ローズヒップ、セイヨウイラクサ、マリーゴールド、アカニレ、アニス、セイヨウハッカ、ローズマリー、増粘安定剤(カラギーナン)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、B1、パントテン酸、B2、B6、葉酸、ビオチン、B12、D3)、ミネラル類(亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素)<カナガン成分>
タンパク質 : 8%以上
脂質 : 3%以上
粗繊維 : 2.25%以下
灰分 : 3.3%以下
水分 : 86%以下
エネルギー:100g当たり:115kcal
カナガンドッグフードチキンウェットタイプ公式サイトより引用
ブッチドッグフード
ブッチドックフードの原材料
<ブラックレーベル>
原材料
ビーフ(生)33%、ラム(生)25%、チキン(生)18.5%、大豆 8.5%、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.7%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2.5%、玄米(破砕・ゆで)2.3%、魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1%粗タンパク質 10.5%以上、粗脂肪 8.0%以上、粗繊維 1.0%以下、粗灰分 3.1%、カルシウム 0.67%、リン 0.53%、水分 70%以下、塩分 0.3%以下、カロリー 121.4kcal/100g
<ホワイトレーベル>
原材料
チキン(生)80%、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.5%、大豆 4%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)4%、玄米(破砕・ゆで)2%、魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1%成分
粗タンパク質 10.5%以上、粗脂肪 8.0%以上、粗繊維 1.0%以下、粗灰分 3.6%、カルシウム 0.56%、リン 0.5%、水分 70%以下、塩分 0.3%以下、カロリー 123.3kcal/100g<ブルーレーベル>
原材料
チキン(生)67%、フィッシュ(全体/ムロアジ等)25%、玄米(破砕・ゆで)3.5%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、魚油(オメガ3脂肪酸)1%、パセリ 0.2%、ケルプ(海藻)0.1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、タウリン、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ユッカ 0.1%成分
粗タンパク質 11.0%以上、粗脂肪 8.0%以上、粗繊維 1.0%以下、粗灰分 3.4%、カルシウム 0.57%、リン 0.52%、水分 70%以下、塩分 0.3%以下、カロリー 125.7kcal/100g
ブッチドッグフード公式サイトより引用
原材料を比較するとカナガンの方がチキンの含有比率の数値が少ないです。
また、カナガンはチキンの他にサツマイモ、果物、野菜、海藻、ハーブなど様々な栄養が加わっています。
ブッチも肉以外に野菜を使用していますが、穀物を使用しているところがちょっと残念な部分。
アレルギーが気になるワンちゃんは要チェックです。(原材料の赤字部分)
しかし、トウモロコシはグルテンを除去してあり、玄米は茹でてあるので大きな問題では無いようです。
カナガンは缶に詰めてから加熱処理しており、栄養の劣化が少ないためか、ビタミンやミネラルの添加が非常に少なく済むところがポイントです。
さらにレンジで温めると、カナガンはしっかりお肉の形が残ったコンビーフのような美味しそうな形です。
ブッチはミンチにしたお肉を凝固剤で固めてソーセージのようにしてあるので、温めると溶けてスープになってしまうところが残念な部分です。
カナガンVSブッチの価格の比較
1日の給餌量と金額(定期1袋購入) | |||
---|---|---|---|
タイプ | 1日の給餌量 (体重3kg犬) |
1日の金額 | 1か月の金額 |
カナガン ウェット 公式サイト |
133g | 378円 | 11,340円 |
ブッチ ドッグフード 公式サイト |
178g | 308円 | 9,240円 |
どちらの価格も1か月当たり1万円前後とドライフードと比較すると高額になってしまいます。
身体に良いドッグフードだという事は良く分かるのですが、金額が大きいだけに、トッピングという使い方になるのが現実的でしょう。
ただし、ブッチドッグフードの方が千円以上お安くなることと、3,000円で3種類のブッチのセットがお試しできるので、コストで考えるとお勧めです。
カナガンの定期コースについて
カナガンドッグフードにはお得な定期コースがあります。
カナガンの定期コースはいつでも解約が可能なので、初回のお試しから定期コースを利用するのが賢い購入方法になります。
食いつきの比較
食いつきのテストは愛犬リンが担当します。
少量をお皿に盛って、先に食べた方がポイントとなります。
3回勝負で決着となります。
これは匂いがたまらんらん!!待ちきれません。
カナガンVSブッチ 食いつき比較 |
||
---|---|---|
カナガン | ブッチ | |
1回目 | 〇 | |
2回目 | 〇 | |
3回目 | 〇 | |
結果 | ◎ | |
最安値 | 公式サイト | 公式サイト |
結果は2:1でカナガンの勝利でした。
ただし、どちらも非常に食いつきが良く、ドライフードとは比較にならない素晴らしい食いつきです。
感覚的には愛犬リンにはカナガンが好みのようです。
それは匂いが圧倒的にカナガンが強い!
冷蔵庫に入れておくと、カナガンの匂いで充満します!
電子レンジで温めると、レンジの加熱中の匂いで、愛犬がダッシュしてきます。
カナガンはそのくらい強力な匂いがします。
この強烈な匂いを我慢出来る犬がいるのでしょうか??
むりー! 待てと言われても、制御不能!
カナガンウェットVSブッチドッグフード!比較のまとめ
カナガンとブッチ、共にメリット・デメリットがありました。
同じウェットフードという分類ですが、見た目も取り扱いもかなり異なる部分が多いのです。
後は愛犬の好みでは無いでしょうか?
例えて言うならフライドチキンのようなこってり味の「カナガンドッグフード(ウェットタイプ)」と、鶏の水炊きのようなあっさり味の「ブッチドッグフード」。
どちらが好みか?両方買ってみるのも良いと思います。
どちらも嗜好性が非常に高いので、愛犬が「食べない!」という可能性は極めて低いでしょう。
愛犬が高齢でドライフードが食べられない!そんな悩みの飼い主さんの救世主になるフードに間違いなしです!